アルテミス計画は、NASAが主導する月探査プログラムで、人類を再び月面に送ることを目標としています。
アルテミス計画とは
アルテミス計画はNASAを中心に、日本を含む世界の国々が協力して、再び月面に人類を送り出そうとするプロジェクトです。 ただし、単に「月に行って帰る」だけの計画ではありません。月を宇宙活動の中継地点として活用しながら、より遠い宇宙(将来的には火星)へ進むための土台づくりが重視されています。 
現在のスケジュール(最新情報)
計画は度重なる延期を経て再編されています。
• アルテミスI(2022年完了):無人でオリオン宇宙船の月往復に成功
• アルテミスII(2026年4月打ち上げ済み):4名の宇宙飛行士がオリオン宇宙船に乗り、月をフライバイして帰還する有人ミッション 
• アルテミスIII(2027年予定):地球周回軌道上での宇宙船と月着陸船のドッキング試験に変更 
• アルテミスIV(2028年初頭予定):有人月面着陸が計画されている 
アポロ計画との主な違い
| 項目 | アポロ計画 | アルテミス計画 |
|---|---|---|
| 目的 | 月面到達そのもの | 月を拠点化し、火星へ |
| 体制 | 米国単独 | 国際共同 |
| 参加者 | 男性のみ | 女性・多様な宇宙飛行士 |
| 民間参加 | なし | SpaceX等が主要な役割 |
| 月面拠点 | なし | 月周回ステーション「ゲートウェイ」計画(現在一時停止中) |
体制の違い:アメリカが単独で進めたアポロ計画とは異なり、43カ国と世界中の民間企業が協力する国際的なプロジェクトである点が大きな特徴です。 
目的の違い:アポロ計画では「月へ到達すること」そのものが歴史的な目標でしたが、アルテミス計画では月を宇宙活動の前線基地として長期的に活用することが重視されています。 
日本の関与:2024年4月の日米首脳会談での合意に基づき、2名の日本人宇宙飛行士がアルテミス計画に参加することが決定しており、早ければ2028年のアルテミスIVで月面に降り立つ予定です。 
