Bluetoothイヤホンが人混みで混信しやすい主な理由は、2.4GHz帯の電波干渉です。
Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使いますが、この帯域はWi-Fiや電子レンジ、そして他の無数のBluetoothデバイスも使っています。人混みでは周囲の人が持つスマホ・イヤホン・スマートウォッチなどが一斉に同じ帯域を使うため、電波が渋滞状態になります。
Bluetoothには「周波数ホッピング」という干渉を避ける仕組みがありますが、デバイスが多すぎると回避しきれなくなります。また、人体自体も2.4GHz帯を吸収・反射するので、スマホをポケットに入れたまま混雑した電車に乗ると接続が不安定になりやすいです。
対策としては、aptX Adaptiveや最新のLE Audioに対応したイヤホン・スマホを使うと多少改善します。また、スマホをできるだけイヤホンに近い位置(胸ポケットなど)に置くのも効果的です。
質問:
中華の安いイヤホンで起きやすいですか
回答:
はい、安い中華イヤホンでは起きやすいです。主な理由はこちらです。
チップの品質が大きな要因で、安価なモデルはBluetoothチップのコストを削っているため、周波数ホッピングのアルゴリズムが単純で干渉への対応力が低い傾向があります。
対応コーデックが限られることも影響します。SBCのみ対応の場合、遅延や音切れに弱く、aptXやAACに対応した製品より不安定になりがちです。
アンテナ設計も重要で、筐体が小さくコストを抑えた製品はアンテナが貧弱なことが多く、電波の送受信力が弱いです。
ただし例外もあります。 ShanlingやFiiO、最近のEarFunなどは安くても比較的まともなチップ(QualcommやAirohaなど)を使っており、同価格帯では安定している製品もあります。
目安として、Qualcomm QCCシリーズやAirohaチップを搭載していると明記されている製品は、ノーブランドの謎チップ品より信頼性が高いです。購入前にチップ名を調べるのが一番確実な選び方です。
